会社は急になくなります!会社の寿命は思ったより短いのでしっかり準備しておきましょう
7年ほどお世話になっていた会社の事業縮小が決まりました。ほぼ立ち上げのときから頑張ってきた会社だったので残念でなりません。最終出勤日に向けて残務整理をしていく毎日です。
会社はいつまであるかわからない
転職先を探す上で大事なのは「なくならないこと」。そんなことは誰にもわかりませんが、やっと転職して、また数年後に会社がなくなり転職活動をするなんて大変すぎます。
ということで会社がなくなるという状況について書いてみます。
会社がなくなる3つの状態「倒産」「廃業」「休業」
日本全国で2018年になくなった会社は5万件を超えます。それにより13万人以上の人が転職や離職せざるを得ない状況になっています。(「休廃業・解散企業」動向調査 : 東京商工リサーチ)
「倒産」「廃業」「休業」会社がなくなるそれぞれの状態の違いについて解説します。
倒産
資金繰りが悪化し経営がたちいかなくなる状態になり、会社としての存続が不可能になる状態。最悪の場合、お給料が支払われないことも。
廃業
自主的に事業から撤退する状態。後継者がいなく事業を続けられなくなった場合なども「廃業」になります。
休業
事業を停止させる状態。いつでも事業を再開させることができる。
「すがなぎ」がお世話になっていた会社は「休業」ということで、最後までお給料もでましたし、ありがたいことに2ヶ月ほどの転職活動期間が与えられました。
急な倒産ではなかったので本当に良かったです。
そもそも会社の寿命ってどれくらいなんだろう?
一昔前、会社の平均寿命は30年ほどと言われていましたが、どんどん短くなってきています。
10~15年
現在ではこれぐらいで考えておいて間違いはないでしょう。「すがなぎ」のいたIT業界で有名な会社の創業をまとめてみました。
GAFA(ガーファ)の創業
- apple…1976年~
- Google…1998年~
- Amazon…1998年~
- Facebook…2004年~
日本のIT企業の創業
- 楽天…1997年~
- サイバーエージェント…1998年~
- ディー・エヌ・エー…1999年~
- ミクシィ…1999年~
- カカクコム…2000年~
設立10年以内で上場したIT系企業
- ロコンド…2010年~
- Gunosy…2012年~
- GameWith…2013年~
- UUUM…2013年~
IT系なのでアップル以外はどの企業も20年程度とまだ短いですね。まだまだ伸びそうな会社が多いですが、この先どうなるのでしょう?
ちなみに世界一古い会社は「株式会社金剛組」という日本の建設会社で
創業…578年~
飛鳥時代に創業した会社です。世界一古い会社が日本にあったなんて全く知りませんでした。wikiで詳しく確認してみたところ
聖徳太子が…
織田信長の焼き討ちが…
というなんともスケールの大きな話がでてきてちょっと面白かったです。1,000年超えでなくてもある程度は存続してもらいたいですよね。創業100年以上の企業は
3万社
もあるそうです。(全国「老舗企業」調査 : 東京商工リサーチ)
アフィリエイトはまだ20年ほどしか経っていない業界です。会社の寿命というより業界全体の寿命がどうなるかがかなり不透明です。このまま同じ業界での転職をするのかをしっかり考えないといけません。
人生100年時代といいわれる現在では、40代の「すがなぎ」でも半分も生きていない状況です。年金がもらえる年齢はおそらく70代に変更され、まだ30年近く働かなければなりません。
次の仕事で30年働けるんだろうか…長く働ける企業ないかな。
会社はいつまであるかわからないまとめ
会社の平均寿命<<働く期間
20歳から70歳まで約50年という働く期間は会社の寿命より長くなってしまっています。 1社だけで勤め上げる難しい時代なんですね。
転職が当たり前の時代ですし、突然会社がなくなっても大丈夫なように準備しておくことが大切です。
- 仕事のスキルアップ
- 業界での人脈作り
今の職場以外でも通用するスキルと転職先探しに役立つ人脈づくりは重要ですね。
後30年か…
下手すりゃ、まだ2~3回は転職しないとだめ?そんなことも考えながらとりあえず今からの転職に全力を注いでいきたいと思います。